melty*
創作したり日常だらだら。鏡音可愛い
triangle rain
- 2013/07/26 (Fri) |
- 作品語り |
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昨日支部に上げました。あ、内容が安定ですねって?はい、安定でしたズッシャアア!!
ミクオを投入させたり、レン君お前ーーーーーだったり色々安定過ぎました後悔はしていない。
いつもはレン君が勝手に(というか自然に?)リンちゃんから離れていくのですが、今回は反対にしてみました。離れるまでにできた感情は果たして家族以上のものなのかそうでないのか。そんな場面を入れようとしたら余裕で一万字超えが見えたのでカットしました……ウッウッ
後今回の話はミクオが色々動いているのに全くそんなシーンありませんでしたね!?ミクオまじミクオ。結婚しよう←
続きより入らなかったネタやらなんやら
没その1
「っ……」
離れた唇は僅かに震えて次第にぼろぼろと雨が降ってきた。目の前の人は最初から分かっていたみたいに悲しそうな表情をしてあたしを見つめる。そんな、顔、しないで。
「やっぱり…ボクじゃ、ダメなんだね」
なんてそんな事を言って、あたしの目尻に沿って落ちていく雨を拭いていく。優しい人、だった初めからクオ君は。最初から分かっていたんだ、こうなる事を。あたしは最低だ。
「泣かないでリンちゃん。試したかったんだ、少しでもリンちゃんの中にボクがいないか」
「っ、酷い……クオ君、バカ」
「そうだね、でも本気だったんだ。レン君と離れてる間にチャンスがないかなんて思ってたよ」
そう言うと、ぐしゃぐしゃになっている前髪を分けて額に一度だけ軽く唇を押し付けられた。その時、ぽたりとクオ君から雨粒が一つだけ落ちてきた。
没その2
迷いのない、その強さから逃げたいのにあたしは閉じ込められたまま動けずにいる。どうして、何で。
「離し、て」
「やだ」
「何でっ」
問えば問うほどに分からなくなっていく。どうしてあたしは逃げられないの?逃げたくないの?
「だったら、何でそんな目で…俺を見るの…」
「そんな目って何よ」
「気になって気になって仕方ない、それでいて引き止めてほしそうな目、だよ」
低い声がすぐ近くで聞こえて、あたしは嘘だといい聞かせて目を瞑った。そんな目なんかしていない、嘘、嘘、嘘。
「離して、よ」
「今だけ」
「…」
「今だけでいいからこうさせて」
慣れた仕草であたしを強く引き寄せて、壊さないようにして抱き留める。服の裾を軽く握り小声で答えれば、「…何で俺じゃダメなの」と問われてあたしはただ黙ったまま与えられるそれに身を任せた。
というのを入れる予定だったのに全てカット。他にもありますが、書き出したらきりがないのでこれだけ。
近親鏡音を下さい僕が枯渇してしまいます←
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